2004年11月29日
医事法学会
生物学史分科会の関西例会(神戸)ではなく、もちろん生命倫理学会(鳥取)でもなく、事情があってこちらに。時間管理がルーズに見えるわりに、報告者がきちんと時間を守っているところに少し驚いた。さすが法律家の皆さん。
脳死臓器移植のシンポジウムで、違法性阻却論(脳死を明確に死であるとせずに脳死移植を認める理論)に対し、移植コーディネータの人が強い抵抗を示したことが印象的だった。脳死が死であるという考え方が、脳死臓器移植の実行という既成事実によって日々強化されている可能性、つまり臓器摘出をしている対象は死者以外であるはずがないという形で、前提が信念に変わっていく可能性に気づいた。
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