2006年10月12日
プラチナヨーグルト
電車内のポスターで発見。
こちら
ポスト「コエンザイムQ10」とうたっているあたりが、とてもステキだ。
流行の「ナノ」の文字も躍っている。
肝心のプラチナの量は、ヨーグルト1個あたり、なんと「4マイクログラム」だそうだ。
「からだの中から錆びない」なんて、キャッチフレーズの聞こえは良いけれど何の効果があるのか不明。
ちなみにプラチナの価格は、1gで5000円程度だそうだから、1gのプラチナは製品25万個分をまかなうことができて、製品1個あたりに用いられるプラチナの価格はおよそ0.02円という計算になる。(てなことを自分でやっていながら、何の意味があるのかよくわからない。)
他意はないが、代替医療の一つであるホメオパシー(同種療法)の、薄めれば薄めるほど効くと言われていて、科学的に評価すると効果もないかわりに害もないという薬のことを思い出した。
Trackback on "プラチナヨーグルト"
このエントリーのトラックバックURL:
"プラチナヨーグルト"へのトラックバックはまだありません。
特保ではない昔のヨーグルトを懐かしんだり、ビタミン添加ではないだだのジュースを飲みたいと思うような私は、資本主義国で科学技術立国を目指す今の日本では、無知蒙昧な非国民なのでしょうね。科学技術コミュニケーターがやってきて、啓蒙してくれるのでしょうか?臓器移植も代理出産もOK、「プラチナヨーグルトってすてき。」、原子力立国万歳、という人間に、早くなりたいです。
うーん。プラチナヨーグルトについては、むしろ何だか無害というか無意味そうで楽しいと思っていることろもないではありません。金粉をふりかけて喜んだりするお祝いの食事とか、おまじないの域に入ってるような。そういうところでしか楽しめないというのが、現代食生活の悲劇なのかも知れませんが。
>何だか無害というか無意味そうで楽しい
と思っている人がたくさんいるから、発売するのでしょうね。宮本先生の研究はまともなものなのでしょが、「どのくらいの量を、どのように摂取すれば、どの程度の効果があるか」は、まだ、分かってはいないのではないでしょうか?しかし、日本ルナは「1日1個のお召し上がりで、充分に最適な摂取ができます。」と書いてしまいます。こういうのが、「ニセ科学の跋扈」とどこかつながっているような気がして、気になります。
>何だか無害というか無意味そうで楽しい
と思っている人がたくさんいるから、発売するのでしょうね。宮本先生の研究はまともなものなのでしょが、「どのくらいの量を、どのように摂取すれば、どの程度の効果があるか」は、まだ、分かってはいないのではないでしょうか?しかし、日本ルナは「1日1個のお召し上がりで、充分に最適な摂取ができます。」と書いてしまいます。こういうのが、「ニセ科学の跋扈」とどこかつながっているような気がして、気になります。
コメントありがとうございます。
いろいろ考えさせられています。
ひとつは、「ニセ科学はそれ自体本当に悪いのか」という問題。これについては、それが問題を引き起こす可能性があることは十分にわかりますが、それ自体で既に悪いものであるとはなかなか言い難いです。科学的な判断に頼るべき場面があることや、科学的方法、考え方の大切さは十分にわかっているつもりです。が、他方でニセ科学とわかって楽しんだり、生暖かく見守る余裕があっても良いのではないかと思います。ニセ科学であれば何でもたたかないと気が済まないという考え方にも違和感を覚えます。しかしまた他方で、きちんとチェックをする人たちがいてこそ、「被害」が防げるという面もあることは確かだと思います。
次に、もし「食の安全性について情報が十分に提供され個々人が主体的にそれぞれの食品を選べるような社会」というのがあったとしたら、それが本当に理想的なのかどうかということ。科学性を追求し、安全性を求めると、そういう方向に向かいかねないように思います。国産牛の個体識別番号とか。でも、食べるという原始的な営みにおいて、どうしてそんなことにわずらわされる必要があろうか、という意見の方に感情的には傾いています。
あまりお返事になってはいないのですが、とりあえず。