2007年10月24日

大江戸線停電事故

 いくつかの報道によると、駅間で停車した車両からの乗客の待避にとても時間がかかった模様。朝のラッシュ時に計8両の乗客全員が、ワンマンカーの運転席の前の小さな扉から避難したからだという。
 車内で火事とかあったときなど、前からしか逃げ出せないというのでは後方の人は助かりようがないことになる。ちょっと心配。

Trackback on "大江戸線停電事故"

このエントリーのトラックバックURL: 

"大江戸線停電事故"へのトラックバックはまだありません。

Comment on "大江戸線停電事故"

こんにちはー秋らしい気候の日々ですがお元気でいらっしゃいますか?
都営大江戸線は、都営地下鉄の黒字に貢献している路線らしいので、頑張って欲しいですよね。
確か、夏は浅草線が大規模なトラブルあって、ちょっと注意受けてるみたいですね。
大江戸線はかなり深いところを走っていますし、非常時は混乱が大きくなりそう…。
自分が普段使っている路線の非常時のボタンだとか知っておくといいのかもしれないですね。

追伸:ブログ引っ越しました。コメントのURL欄に新しいアドレスを書かせていただきました!

「マニア」なアドバイスありがとうございます。
このニュースのときにテレビで実況中継されていた駅のことですが、地図で見たところN野区とN馬区のちょうど境界線上にあって、実はホームの壁にも区境ラインが書いてあるくらいです。ですが、ニュースでは迷いなくN野区の駅と紹介されていました。駅の所属自治体ってあるのか、あるとしたら何で決まっているのか、と疑問に思ってしまいました。
ところで、もうすぐ卒業ですね。最後の学生生活を思い切り楽しんでください。
では。

  •   はやし
  • 2007年10月25日 22:07

この事故について、先日工学院の高木先生が
「みのもんたの朝ズバッ!」というテレビ番組
で解説を行っていました。


ただ、生出演ではなく、収録したコメントを放送したため、
その報道のしかたはいささかむちゃくちゃな
ものでしたが...


取材担当者(あるいはプロデューサ)の知識不足が
露呈していました。
興味があるようでしたら、録画したファイルをお送りしますが、
これはいかに報道が難しいか、という例なのか、
それとも報道の質が落ちていると見るべきなのか...


以下、具体的に気になった点を列挙すると、
次のようになります。


1)窓が20cmしか開かないことが、車内の温度上昇を招き、パニックを増大させた?
 >窓が20cm程度しか開かないのは、転落防止等の
  観点から、最近ではごく当たり前のこと。
  大江戸線の場合、開かない窓が多いのは問題
  かもしれませんが...


2)大江戸線には車掌がいて、運転手がいない?
 >そんな馬鹿な。 大江戸線は運転手が一人だけ
  乗務する、ワンマン運転です。乗務していないのは
  車掌のほうです。


3)フリップに「蛇行運転」の文字?
 >実際に乗っていたお客さんのコメントで、
  事故発生と同時に電車が蛇行運転した、
  と書かれていますが、惰行運転の間違いだと
  思います。


4)そもそもの報道内容
 >十数名の乗客が体調不良を訴え、うち10名が
  病院に運ばれたことは重要ではありますが、
  そもそも、変電所のスイッチを入れ忘れるという
  基本中の基本ともいえる致命的ミスを見逃した
  変電所の体制に問題があると、普通に考えれば
  思うのですが、そこに一切触れていなかった。

 

先生のご意見をぜひ聞いてみたいです。

詳細な書き込みありがとう。
たしかに、ひどい報道ですね。でも、特別番組などではなく、ニュースでもなく、むしろバラエティではこの程度だと思います。(だからといって、専門家が「クレーム」を言ってはならないというわけではないと思いますが。)
また、「普通に考えれば」というのは、普通じゃない(笑)のかも知れません。事故の原因を重要だと考えるのは、技術的な関心の強い人だけではないでしょうか。多くの人は、乗っていたらどんな影響があったのかに興味があると思います。そういう意味では、視聴者の関心に応えた報道とも言えます。
事故原因に触れなかったのは、説明が難しいという理由もあるかも知れません。たしかにちゃんとわかるように説明するには、変電所とは何か、どうして鉄道には変電所があるのかという説明からしなければ誤解を招くと思いますが、そんなことをしたら視聴者はすぐにチャンネルを変えてしまいますね。「変電所」などという言葉はひと言も出さず、「点検時に切ったスイッチを入れ忘れたので停電した」という表現ではどうでしょう?

  •   はやし
  • 2007年11月02日 07:30

文学の吉田先生に「理工の人はどうして答えを一つにまとめたがるのか...」と(私のレポートを評して)嘆息しつつ言われたことを思い出しました。


確かに、言われてみれば目に見えない変電所より、
目の前の乗客がどうなったのか、の方がより
重要に見えるという意見も納得できますね。
(全面的に、という気分にはなりませんが...工学者のプライド?みたいなものでしょうか。結果だけが必要なら、交通事故は死傷者数、スポーツは勝敗結果だけ報道すれば良い、という反論が脳裏に浮き沈みします(苦笑))


「点検時に切ったスイッチを入れ忘れたので停電した」
という表現は事実と結果を正しく伝えてはいますが、間のプロセスがごっそり抜けているのが、私にはとても奇妙に思えます。
 1)今回の場合、例え片方の変電所が止まっていても、もう一つの変電所である程度電力を賄えた。たまたまラッシュの時間帯にぶつかったために、電力が不足して停電したので...
 2)スイッチを入れ忘れても、誰かが架線電圧計や架線電流計を見ていればすぐ異常に気づけたはず。入れ忘れたことより、後からそれを誰もチェックできなかったのが問題。


あぁ、こういう所に拘って話をするから、理系の人間は文系の人に嫌われるんでしょう...(笑
あれ、しかしそもそも、理系は文系に嫌われるという統計データは存在するんですかね?
いかん、仮にも理系を自称したからにはデータに基づいた会話をしないと...(以下自問自答が続く)

 どうやったら事故が防げるかという観点から考えると、やはり原因は大切だろうと思います。実際に鉄道業務に携わっている人や、その関係者には、そのように考えてもらわないと困りますね。
 でも、一般乗客にとって、電車の事故というのは、天災とほとんど変わらないのではないでしょうか。自分で気をつけていても防ぐ手だてにはならず、起こらないようにはできないので起こったらどうするかを考えておくしかない、という意味で。
 ただし、そうであったとしても、こういう事故の機会に、身近だけどよく知らない地下鉄のことを知ることができるようなちゃんとした報道があっても良いと思います。最初に事故を聞いたとき、同じ時刻に駅間を走っていた車両は他にもあっただろうに、どうしてこの一編成のみがトンネル内で停車してしまうことになったのかと疑問に思いましたが、それについてはある放送局のニュースが、通常は次の駅まで惰行運転で届くものだ(が事故地点は登り坂だった)と教えてくれて疑問が解けました。
 ちなみに、前段落の「惰行」はATOKで変換されませんでした。番組制作者が知らないのも無理はないかも知れません。以前、ニュース番組を見ていた時に、医学関係の専門家のしゃべりに重ねたテロップで「毒素の酸性が高い」というのを見ました。「産生」なんて単語が一般に知られていると思ってはならないと思いました。

  •   はやし
  • 2007年11月03日 22:09

検索時に、何かの都合でひっかかったら、林さんのブログでした。しかも、大江戸線の事故のはなし^^;。

私の居住地では、当然、そのはなしで持ちきりでした。もともと遅刻していた(本来ならスルーしていたはず)ムスメその1は、家に戻って待機。その子もですが、喫茶店で仕事をしながら耳を澄ましていても、「この機会に線路をあるきたかった」というコメントが際だっていました。

つまり「めったにない」ないし「今後もないだろう」という素朴な信頼が基本にあるようです。

このはなしを中央線沿線の住人の方とすると、反応のちがいに、はっとさせられます。大江戸線のはなしは、いつのまにか、西武新宿線や京王線が、いかに遠いか等のはなしに、変わってしまっていて……。

おじゃましました。

  •   Sakino
  • 2007年11月14日 12:42

書き込みありがとうございます。
>「めったにない」ないし「今後もないだろう」という素朴な信頼が基本にあるようです。
これはそうだと思います。報道における電車事故の取り上げられ方からもそのように感じられます。
「居住地」の生命線ですよね。歩くのも良いかも・・というのは、実際事故にあった人が聞いたら怒るかも知れませんが、そのくらいの余裕は欲しいものだと思います。

  •   はやし
  • 2007年11月15日 02:14

Post a Comment

コメントする
(HTMLタグは使用できません)
ブラウザに投稿者情報を登録しますか?(Cookieを使用します。次回書き込み時に便利です。)
  •  
  •