2008年04月07日

博士号取得者の高校教員採用

 その昔、ポスドク問題がまだOD(オーバードクター)問題と言われていた頃、理学博士号(当時)をとっても研究職がなくて公立高校の理科の先生になった人などたくさんいたはず。(ちなみに「仕方なく」国家公務員になった人も多かった。)もちろんそれは、博士だから雇ったというのではなくて、ひょっとすると博士「だけど」雇ったのかも知れないわけで、その扱いの違いつまり行政側の姿勢に歴然とした違いはあるのだが、博士号取得者が高校教員職に就くこと自体が新しいわけではないということは大事なのでは?
 リンク先はいろいろあるが、こちらへ。
 http://scienceportal.jp/news/review/0804/0804011.html
 ついでだが、こういう話は理科系の科目(といってもあくまでも「数学」ではなくて「理科」なのだが)ではあっても、文科系では聞かないように思う。歴史学や政治学で博士号をとった人をターゲットにして、高校の社会科(地歴・公民)教員を採用しようなどという目立った動きは、寡聞にして知らない。この違いはいったい何なんだろうかと考えてみるのも重要かも。実際に教えている具体例はいっぱい知っているけど。

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